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にげみち。

「ichiei」の雑文置き場。最近、短歌に凝ってます。

短歌研究2013年7月号 

短歌研究社の雑誌「短歌研究」2013年7月号のうたう☆クラブにてなみの亜子先生に添削していただきました。

「哀しくもないのにあおるあたたかいバター・スカッチ・トディおかわり」
 ↓
「キッチンでひとり立ち飲みあたたかなバター・スカッチ・トディおかわり」

うわーい添削うれしーよーうわーいうわーーい(莫迦です)
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怪談短歌 

第2回Twitter怪談短歌コンテストに応募したもの。例によって箸にも棒にも掛からない。
ってかちょっと粗いわな。
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とりつくしま短歌 

俳優座「とりつくしま」特設サイトの企画にお送りさせていただいたもの。twitterで書いてました。
箸にも棒にもかからなかったようですので、もう公開。つっても全部twitterにのせてるわけですけど。
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(テスト) 

浴びるよに呑んで呑まれて夜っぴとい残んの月を肴にしめる 2013/03/14
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キャラクター案 

水の密度1.0、たゆとう日々のなかに俺はなにかを置き忘れてきてやしないか? 忘却を怖れる。獲得から喪失への転落を、無自覚の罪障を、細胞のバトンリレーはたしかに実行されているか? プラスマイナスゼロだとかキャパシティの最大値だとか日常の処理オチだとか、そんなたやすくすませたくない。希望は連続、非連続をごまかす技だけ上手になってゆく。

レディメイドの文章力なんざいらねぇぜ。
俺はオリジナルに生きてやる。
暴風雨の手前で強がる。傲慢な遊技。運命の特異点。

異常性愛の事例 

アクロトモフィリア=身体の欠損部分、切断面に対して性的興奮を覚える人
オートアサシノフィリア=殺人被害者のつもりになる事で性的興奮を覚える人
クリオフィリア=ダンスに性的興奮を覚える人
アラクネフィリア=蜘蛛、蠍や大蛇などを身体に這わせる事で性的興奮を覚える人
ディスモーフォフィリア=畸形に性的興奮を覚える人(畸形偏愛者)
パースティフィリア=犯罪を犯す事に性的興奮を覚える人
ペドフィリア=性的に未成熟な子供と性関係をもつことによって性的興奮を覚える人
エフェボフィリア=成人男性による思春期(13歳~18歳)の少年少女への性的嗜好
ネクロフィリア=屍体愛好者
ズーフィリア=対象が獣
ヴァンパイアフィリア=吸血症、好血症
ジェロントフィリア=老人趣味(老女姦)
ウェルテリズム=異常に感傷的なこと。恋愛主義
エクスプレッショニズム=悪魔的なもの、存在への不安、性、自己崩壊など精神の深くに有るもの
スコポフィリア=視姦趣味
エキシビショニズム=露出趣味
パラフィリア=異常性愛
クレプトフィリア=窃盗愛好者

なんでもあるものだ。
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【体】 

泡のように毒を噴く


現在目を通している泉鏡花「卵塔場の天女」に出てくる一節。このような小さくてもぴりりとした文詞をさらりとだせるようになるには、語彙力の充実にかぎる‥‥現在は辞書にかかりきりなので、もっとなんとかしよう、という企画をはじめることにしました。最初は【体】

http://web.sc.itc.keio.ac.jp/~funatoka/anatomy.html
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「勇者」リドル 

辺境の村に名もなく生き、羊を追い、草をむしる、そうしてただ朽ちゆくだけであった彼女が、ある日ふと気付く。
この世はひたすら滅亡をターンしているだけだということに。
旧式のレコードプレイヤー。ペーパードールが踊るの、紙であることをいいことに、軽やかに、軽やかに、スカートのプリーツの幻想がごとく、生きるものにはのぞむべくもなく甘美たる軽快。
そんなふうに破滅はやってくることを、ある日突然、彼女は知ってしまった。彼女が知れるぐらいだから、おそらく他のほとんどのものたちも知っていたのだろう。けれど、世界中が身に負っていた「知らぬふり」を彼女は着せてはもらえなかった。あたえられなかったスリッパといっしょ、それは生まれてくることすらできなかった。
かわいそうな、無知蒙昧のリドル!
愚かなことに、そして悲しむべきことに、彼女は世界を愛していた。世界を救いたいと思った。だから、出掛ける。世界の果てへ。果てがないなら、その先へ。地下の王の宝物庫へ。空の生成する無限ダンジョンへ。

‥‥救われる方法なんて、この世のどこにも、ありやしない。あるとしたらどこにもないところ、どこにもないところをつっきるためにはどこにもないものになるしかないのだが、彼女は羊飼い、そして今は勇者、たったひとりの。

だから私たちは彼女をこう呼ぼう、リドル、勇者リドル。あとでない冒険を運命づけられた、勇者リドルよ永遠なれ!
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