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ある《悪い国》の人たちはみんなタマゴで生まれてくるのだが、とあるタマゴは割れるまえにころころと転がって《良い国》へ流れていってしまい、ぱちんとそこで割れた。タマゴをひろったのは《良い国》に住む四姉妹。彼女たちはそれが《悪い国》から来たものだなんてこと知らなかったから、タマゴのなかから出てきた真っ黒い髪の男の子をみんなでたいせつに育てようと決めた。特に、上から二番目の女の子はいっしょうけんめいで、それを知っていたからタマゴの男の子もとってもなついていた。が、ある日、四姉妹の誰もがいないうちに、《悪い国》から男の子の父親が男の子を迎えにやってくる。父親は《悪い国》の王様で、男の子は破壊の王子だった。王は王子を見てくれだけは豪奢な馬車にのせ、《良い国》をいっしょにまわる。『おまえがこの国で生まれ育ったのも何かの縁、さぁいっしょにこの美しい国を破壊して廻ろう』なにかを考えているふうだった男の子=破壊の王子はついに泣き出してしまう『いやだよぅ、ぼくはなんにも壊したくないよう』‥‥
というところで、目が覚めた。
なんでカササギかってゆうと、王子の名前がそうだったらしい。タマゴの子どもたちはタマゴにいるうちに自分の名前を知るのです。おそらく
泥棒カササギ(それにしても『泥棒カササギ』でぐぐるとM:TGばっかりだ)からの連想ではないかと思う。