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にげみち。   ハイヌヴェレ

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2004_11_09 .Tue
[物語]堆積物  
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 昆虫の死骸のように冷たく乾いた大地をくりぬき、少女はまずはじめにテディベアを埋めることにする。たいせつなたいせつなくまさんだった、夜に眠るときも朝の目醒めを歌いあげるときも昼の終わりにおびえるときもずっといっしょだった。どこまでもいっしょだと思っていた友を、少女は手ずからひとりで埋葬した。そして7日間、様子をみる。――変わりは、ないようだ。では、次なる段階にうつらねばならない。
 少女が次にえらんだものは、椅子である。これは彼女の父親が彼女に対して最後にのこしたもので、王様のように大きくて暖かい。さすがにそのままのかたちで埋めるには荷が勝ちすぎたので、生まれて初めて手にした斧で、ゆっくりと破砕してゆく。ぜんぶがかけらになったあと、少女はあらかじめ掘り出しておいた穴にそれらを蒔き、テディベアのときとおなじように土をかけ、7日間待機した。――やっぱり、何もない。
 さてそれからは、毎日が似たような調子なのだった。少女がなにかを大地にひたす。7日のときを待つ、雨水を呑んだり、靴の紐をかじったり、退屈な7日を何度くりかえしてもあたらしいことははじまらない。
 しかたがないな。
 少女は了承した。新しい穴に、すとん、と小さな肢体を落とす。
 そして、ようやく大地はほのかな緑を獲たのである。

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ってゆうか、なんだこれ。イメージが先行しすぎたし。
あとから徹底的に書き直す予定。 結局してない。

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