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蕭条とした干潟をひとりで行った。くつ、くつ、とうしろの方から聞こえてくるのは私の足頸までをもくわえこんだ泥土が、星の退屈を嘆いての吐息。振り返る。足跡は、神話の蛇のように、ゆるやかな曲線をえがいている。長さはきっと一由旬。まだまだ足りぬとあぶくに急かされ、私は道のないところをふたたび歩き出す。膝に滲みた汚濁がどこかしら龍の仔に似ているのが、微笑ましい。さぁ、もうひとふんばり。
なにも考えないで書くとこーなるという悪例。